トラウマ・CPTSD・解離

解離・解離性障害

現実感がない・世界が遠く感じる理由|解離・離人感・現実感喪失の心理

目の前にいる人の声は聞こえる。景色も見えているし、何を話しているのかも理解できる。それなのに、自分と世界のあいだに薄いガラスが一枚挟まっているようで、何も直接触れてこない。人と会話していても、自分だけがその場から少し離れたところにいるように...
トラウマ・CPTSD・解離

息を潜めて生きてきた人へ|低覚醒と凍結反応が生まれる心理

少し強い口調で注意されただけなのに、身体が固まってしまう。誰かの機嫌が悪くなると、急に声が小さくなり、頭がぼんやりして、何も考えられなくなる。そんな反応を繰り返しているうちに、人と関わること自体が負担になり、できるだけ刺激の少ない場所で静か...
トラウマ・CPTSD・解離

先延ばし癖は性格ではない|完璧主義なのに動けない人に起きていること

先延ばし癖がある人は、ある地点まで追い詰められると、頭の中で「理屈の崩壊」が起きることがあります。完璧にやりたいのに動けない。期限が近づくほどストレスが増え、残っているタスクが四六時中頭の片隅にちらつく。何か別のことをしていても、終わってい...
トラウマ・CPTSD・解離

白黒思考が強い人はなぜ極端になるのか|不安を減らすための心の防衛

白黒思考が強い人は、周囲から「極端」「融通が利かない」「考えが浅い」と受け取られることがあります。物事を正しいか間違いかで判断し、少しでも期待を裏切られると、相手への評価が一気に変わる。昨日まで信頼していた人を、今日は信用できない人間だと感...
トラウマ・CPTSD・解離

心も身体も動かなくなった人へ|過緊張の果てに起こるシャットダウン

休もうとしているわけでも、諦めたつもりでもないのに、身体だけが先に深く沈んでいくことがあります。朝になっても起き上がれず、誰かから連絡が来ても返事をする気力が湧かない。以前なら自然にできていたことが、ひどく遠いものに感じられる。何とか動こう...
トラウマ反応・身体症状

過緊張の人はなぜ休めないのか|力を抜けない心理と身体の仕組み

過緊張が強い人は、休もうとした瞬間に、かえって身体が緊張することがあります。仕事を終えてソファに座っても、肩や背中の力が抜けない。予定のない休日なのに、何かをしていないと落ち着かない。横になって目を閉じると、眠気よりも先に不安が出てきて、気...
複雑性PTSD

トラウマの二次被害とは?|否定と孤立が心の傷を深くする理由

ある出来事が、傷つけた側にとっては短時間の出来事でも、傷ついた側にとっては「世界の安全が壊れた瞬間」になることがあります。加害した側は、その出来事を忘れ、何事もなかったように生活を続けている。一方、傷ついた側は何年経っても当時の感覚から抜け...
トラウマ・CPTSD・解離

何もしないと不安になる理由|機能不全家庭と慢性的過覚醒の心理構造

機能不全家庭で育った人は、「休むこと」そのものに強い違和感や恐怖を覚えることがある。仕事や家事を終えて、ようやく自由な時間ができたはずなのに、ソファに座った途端、身体がざわつき始める。何かを忘れているような焦りが生まれ、落ち着かないまま部屋...
トラウマ反応・身体症状

身体は、魂が耐えてきた歴史を語っている|固まった身体が語るトラウマと回復のプロセス

背中がいつも固く、肩の力が抜けない。何も起きていないときでも身体のどこかが緊張し、横になって休もうとしても、心の奥では何かに備え続けている。深く息を吸おうとしても胸が広がらず、誰かに身体を預けることさえ落ち着かない。こうした慢性的な身体の緊...
解離・解離性障害

現実が統合できなくなったときに起きる意識の断絶|解離という心の防衛反応

強いストレスや恐怖にさらされたとき、人の心は、すぐに「壊れる」わけではありません。むしろ、あまりにも耐えがたい現実を前にすると、意識や感覚のつながりを弱めることで、その場をやり過ごそうとすることがあります。最初に起きるのは、思考の混乱や感情...