Trauma Care Counseling
心と身体が、
静かにほどけていく場所。
トラウマケア専門こころのえ相談室は、緊張・不安・解離・対人関係のしんどさを、 心と身体の反応から丁寧に見つめていく心理カウンセリングルームです。
For You
このような状態はありませんか?
- 理由のない緊張が抜けず、いつも身体に力が入っている
- 人といると疲れやすく、安心したいのに身構えてしまう
- 頭では分かっていても、身体が先に反応してしまう
- フラッシュバック、解離、過覚醒、凍りつきのような反応がある
- 自分の気持ちや感覚が分からなくなりやすい
First Counseling
はじめての方へ
はじめての相談では、何から話せばよいか分からないこともあります。 こころのえ相談室では、今困っていることや身体の反応を、話せるところから一緒に整理していきます。
うまく話せなくても大丈夫です
言葉にならない感覚や、途中で止まってしまう反応も、そのまま大切に扱います。
無理に過去を話す必要はありません
つらい記憶を急いで掘り下げず、今の生活で困っている反応から整理していきます。
身体反応が出たらペースを調整します
涙、震え、息苦しさ、解離、凍りつきが出たときは、心身の状態を見ながら進めます。
安全を確認しながら進めます
何を話すかよりも、どの範囲なら安心して扱えるかを一緒に確認していきます。
Message
身体に残った反応を、
今の生活の中で整えていく。
過去の出来事が終わったあとも、身体は緊張や警戒を続けることがあります。 胸が固くなる、呼吸が浅くなる、人との距離が分からなくなる。 そうした反応は、かつての環境の中で身についた防衛の名残として現れることがあります。
こころのえ相談室では、反応を無理に止めるのではなく、 いま何が起きているのかを一緒に整理しながら、 安全を感じられる条件を少しずつ整えていきます。
Counseling Policy
カウンセリングで大切にしていること
急がない
過去を急いで掘り下げず、今の心身が安全にいられる範囲を大切にします。
身体を見る
緊張、凍りつき、過覚醒、解離を、神経の反応として丁寧に見ていきます。
関係で整える
安心できる関係の中で、防衛が少しずつゆるむ過程を支えます。
About
トラウマケア専門
こころのえ相談室について
トラウマケア専門こころのえ相談室は、人が本来もっている心と身体の調和を取り戻し、 再び世界と穏やかにつながって生きる力を回復することを目指す、専門的な心理カウンセリングルームです。
カウンセリングでは、対話を基盤にしながら、身体感覚や神経の反応にも注意を向け、 いま起きている反応がどの条件で強まり、どの場面で緩むのかを丁寧に確認していきます。
過去を無理に掘り下げることはせず、現在の生活の中で「安全が実感される条件」を整えながら、 反応が少しずつ不要になっていく過程を支えます。
Profile
自己紹介
トラウマと出会うきっかけと歩み。
井上 陽平(公認心理師)
開く
自己紹介
トラウマと出会うきっかけと歩み。
トラウマとの出会い──偶然から始まった変転
私がトラウマと出会ったのは、偶然の出来事からでした。 ただ一人の女性と出会い、恋が始まり、そして突然に終わった。 彼女が残した幼なじみの連絡先にメッセージを送ったその瞬間から、 私の人生は静かに変わり始めていました。
幼なじみを通して知ったのは、彼女が多くのことを隠していたという事実でした。 そこで初めて見えたのは、私が知っていた彼女とは別の人生でした。
光に最も近い場所で起きたこと
彼女はかつて、男性アイドルと恋愛していました。 それは一時の関係ではなく、深く結びついたものでした。
彼女は「光にもっとも近い場所」に立っているように見えました。 けれど彼女が近づいたのは、個人としての恋愛だけではありませんでした。
そこには巨大な欲望の構造がありました。 熱狂、嫉妬、所有、監視。 人の感情が増幅され、個人の生活へ侵入してくる装置の中に、彼女は巻き込まれていました。
やがて外側からのまなざしは牙をむきました。 つきまとい、脅迫、怪文書、噂、嘲笑。 そして取り返しのつかない性暴力。
二人の関係は、やがて外側から断ち切られていきました。 それは「別れ」ではなく、力によって引き裂かれる切断でした。
彼女は彼を愛していました。 けれど、世界はそれを許しませんでした。
そのとき、彼女の世界への信頼そのものが裂けました。 光は彼女の外から消え、内側へと落ちていきました。 落ちた先は、冷たい裂け目でした。
そこに生まれた影は、単なる暗闇ではありません。 人生が内側から破壊され、身体が安全でなくなり、 世界そのものが信じられなくなった体験で編まれた闇でした。
世界は遠ざかり、輪郭を失い、冷たい壁となりました。 呼吸は浅くなり、胸は固く閉じ、足は地面から離れていく。 人生は止まったのではなく、彼女のものではなくなっていたのです。
影を抱えたまま一般世界へ戻る
彼女は一般世界に戻ったあとも、心は二つに裂けたままでした。
一方には、あの彼の存在。 救いであり、同時に破壊の記憶でもある存在。 もう一方には、幼なじみに寄りかかり、地面に立つ現実の人間たちとの関わりがありました。
彼女はそのあいだで揺れ続けていました。
けれど内側では、世界は遠景のままでした。 生きられなかった体験は、悲しみとして感じきられることもなく、 怒りとして叫ばれることもなく、凝り固まった緊張として身体に宿っていました。
数年後、私との出会い
私はこの時点で、初めて彼女に出会いました。 私は彼女の過去を知りませんでした。 影も、裂け目も、まだ見えていませんでした。
私たちは付き合いました。 しかしその関係は長く続きませんでした。
付き合って2か月が経った頃、彼女は突然別れを告げました。 説明はなく、理由もありませんでした。
私はただ取り残されました。 そして、「希望は長く続かないものなのだ」とあきらめようとしました。
幼なじみへの連絡──人生が180度変わる瞬間
私は彼女の幼なじみの連絡先を持っていました。 そこへ連絡を入れました。
その瞬間から、私の人生は180度変わりました。
幼なじみは静かに、しかし容赦なく事実を伝えてきました。 私はそこで初めて、多くのことを知りました。
- 彼女との関係
- 男性アイドルとの関係
- つきまといと暴力があったこと
- ジャニーズ事務所が、どれほど恐ろしい世界であったかということ
- トラウマの内容
- 好きなものと避けなければならない刺激の情報
- 彼女の家族のこと
私は当初、「単なる恋の別れ」だと思っていました。 しかし、それは違いました。
彼女は彼のもとへ戻ろうとしていました。 それを止めるために、幼なじみは私に接触してきたのです。
私は幼なじみとの連絡を続けながら、そのことは彼女には伏せ、 どう関わるべきか、何をしてはいけないのか、 一つ一つ指示を受けながら彼女と向き合うことになりました。
光と地面のあいだ──選択としての関係
彼女は、彼と私とのあいだで揺れていました。
片側には、光そのもののように眩しい彼。 夢、救い、憧れ、そして危険が一体化した存在。
もう片側には、現実の地面に立つ私。 手を伸ばせば触れられる距離にいる存在。
彼女はどちらを選ぶのか。 それは単なる恋愛の選択ではなく、生き方そのものの選択でした。
夢に生き続けて、さらに壊れるのか。 現実に戻って、痛みとともに生き直すのか。 その狭間で、彼女の心は揺れていました。
関わりが深まるにつれ、私は次々に直面しました。
- 解離と凍結
- フラッシュバック
- 子ども人格の出現
- トラウマの再演
- 摂食障害
幼なじみの介在──最初は支え、やがて試練へ
私は彼女の幼なじみとも関わるようになりました。
最初、幼なじみは私を支えてくれました。 彼女の歴史を知る数少ない人物であり、記憶の守り手でもありました。
しかし、やがて関係は変質していきます。 幼なじみはただ支える存在にとどまらず、私を何度も試す存在になりました。
私は本当に彼女にふさわしい存在なのか。 私は本気なのか。 私は逃げないのか。 私は彼女の影に耐えられるのか。
そのたびに、私は揺さぶられ、追い詰められました。 けれど同時に、深く学ばされもしました。
この関係は、時に耐え抜く覚悟を問われる場でもありました。
そして幼なじみ自身もまた、彼女以上に深いトラウマを抱えた人でした。
燃え尽き、支えられなくなった瞬間
幼なじみからの試練、彼女の複雑性PTSD、解離、摂食障害、 そして説明のつかない奇妙な出来事。 それらに私は何度もぶつかり続けました。
そのたびに踏みとどまり、向き合おうとしました。 幸せな瞬間はほとんどありませんでした。 緊張は途切れず、やがて私は燃え尽きていきました。
支えようとしていたはずの私自身が、少しずつ崩れていきました。 守ろうとしていたものも、信じていたものも、力も余裕も、 削られるように失われていきました。
そして、何も残らなくなったとき、私はもう彼女を支えられなくなっていました。
こうして、私は終わりました。
解明への道──私が学問へ向かった理由
説明のつかない奇妙な出来事。 あれはいったい何だったのか。 その問いは、私の内側から消えませんでした。 それを解明することが、私にとっての課題になっていました。
トラウマと関わり続けた自分としては、 もはや普通の社会に戻れる気がしませんでした。
生活のために働いてはいましたが、心はいつも別の場所を向いていました。
転機は、精神分析の本を読み始めた頃でした。 そこから、私の新たな出発点が生まれました。
最初は臨床心理学の大学院を目指しました。 合格した後、関心はトラウマから解離へと向かい、 さらに精神分析へと深まり、やがてユング派へと進んでいきました。
こころのえ相談室の理念──人は回復できる
トラウマを経験すると、感じ方や人との距離の取り方が変わります。 以前と同じやり方では、生きられなくなることもあります。
それは性格の問題ではなく、努力でどうにかなる話でもありません。 その状況を生きるために身についた反応が、今も続いているのです。
こころのえ相談室では、今どのような反応が起きているのか。 それがどのような状況の中で必要だったのか。 そこから一緒に整理していきます。
ポリヴェーガル理論、構造的解離理論、対象関係論、ユング心理学などの理論を基盤に、 身体の感覚・感情・思考が再びつながっていくことを大切にしながら支援を行っています。
回復とは、元の状態に戻ることではありません。 もう一度、ここから生きていくことです。 過去を否定するのではなく、痛みを抱えたまま、 新しい自己を形づくっていくプロセスだと考えています。
こころのえ相談室は、その一歩を踏み出そうとする人にとって、 安心して立ち止まれる場所でありたいと思っています。 どれほど深い苦しみの中にあっても、人は再び世界とつながり、 静かに自分を取り戻していくことができる。
その信念を胸に、私は今日もクライエントと向き合っています。
Book
かくれトラウマ 生きづらさは、どこで生まれたのか
過緊張、自己否定、人間関係のしんどさ、身体に残る反応。 その奥にある、過去の適応と心身の守り方を読み解く一冊です。
Counseling Flow
ご相談の流れ
ネット予約
予約ページから、ご希望の日時をお選びください。
日時確定
予約内容を確認し、必要に応じてご連絡いたします。
対面 or Zoom / 電話
神戸での対面相談、またはオンライン・電話での相談が可能です。
カウンセリング開始
今困っていること、身体の反応、生活の状態から丁寧に整理します。
必要なら継続相談
一度で終わる相談も、継続して整えていく相談も可能です。
For Whom
この相談室が合いやすい方
合いやすい方
- 心と身体の反応を一緒に見ていきたい
- 急に深掘りされるのが苦手
- 安全を感じながら進めたい
- 自分のペースで回復を考えたい
合わないかもしれない方
- すぐに答えだけがほしい
- 短期間での即効性だけを求めている
- 一方的な指示だけを求めている
FAQ
よくあるご質問
カウンセリングで何をしますか?
今困っていること、身体の反応、生活の中で起きているパターンを整理しながら、 安全に扱える範囲で心身の反応を見ていきます。
トラウマか分からなくても相談できますか?
はい。診断名がなくても、緊張、不安、対人関係のしんどさ、身体反応などから相談できます。
解離していても受けられますか?
受けられます。解離、ぼんやりする感じ、現実感の薄さ、記憶の抜けなども、 無理に押し込めず、状態を確認しながら進めます。
オンラインでも大丈夫ですか?
はい。Zoomや電話での相談も可能です。遠方の方や外出が負担になる方もご相談いただけます。
継続しないといけませんか?
必ず継続する必要はありません。初回相談後に、必要に応じて今後の進め方を一緒に考えます。
支払い方法は?
対面の場合は当日のお支払い、オンラインの場合は事前決済など、相談方法に応じてご案内します。
キャンセルについて
変更やキャンセルが必要な場合は、できるだけ早めにご連絡ください。 詳細は予約ページまたはご案内ページをご確認ください。
Counseling Reservation
ひとりで抱え続けてきた反応に、
名前がつくことがあります。
話せるところからで大丈夫です。
今の心と身体に起きていることを、少しずつ一緒に整理していきます。