トラウマ・CPTSD・解離

虚脱・シャットダウン(背側迷走神経)とは?トラウマで“崩れ落ちる”仕組み

虚脱・崩れ落ちるという反応は、個々が経験したトラウマに対する強いショック反応の一つと言えます。特に、この反応は突然、予期せぬ出来事や事故、災害などの後に起こることが多いです。この強いショックの影響から、足の裏から感覚が無くなり、足元からグラグラ崩れ落ちるような体験です。
解離・解離性障害

「嫌なことがあると眠くなる病気」:解離による眠気とトラウマ反応

複雑なトラウマを経験した人々は、常に危険を感じる状態で高い神経的緊張を抱えています。エネルギーの消耗が続くと、過覚醒から解離や感情のシャットダウンに陥ることがあります。これは体の自律神経系が反射的に「オフ」状態へ移行する防衛メカニズムで、身体的・心理的に様々な影響を及ぼします。
複雑性PTSD

複雑性PTSDの「内なる世界」とは何か|空想・凍りつき・内なる保護者の理解

複雑性PTSDは、トラウマがもたらす深い精神的影響により、心の内側に自己防衛の世界を作り出します。過去の痛みが時間を凍らせ、外界との接触を避けるようになります。回復には、内なる保護者と安全な環境が不可欠です。
複雑性PTSD

体が固まって動けない日々へ|複雑性PTSDのフリーズと生活への影響

トラウマによる「凍りつき」反応は、過去の恐怖体験が引き起こす防衛反応です。危険な状況に直面したとき、心と体が動けなくなり、無力感に襲われることがあります。慢性化すると身体機能や心の働きに深刻な影響を及ぼし、不安、パニック、社会的孤立を引き起こします。適切なケアと自己理解が回復への鍵です。
ユング・深層心理

かぐや姫の物語の考察|彼女の正体とトラウマの内的世界

ジブリのかぐや姫の物語を取り上げて、トラウマの受けた人の内的世界と外的世界の行き来をユング派のカルシェッドが提唱したセルフケアシステムの概念を使って説明していきます。かぐや姫は、トラウマを受けた傷つきやすい人を表し、月の使者はその保護者/迫害者になります。
精神分析理論

投影性同一視とは何か|分裂・投影・トラウマで起きる「巻き込み」のメカニズム(境界性)

投影性同一視は、トラウマや境界性パーソナリティ障害の患者が使用する原始的な防衛機制で、自身の否定的感情を他者に投影し、共鳴させます。このプロセスは分裂を伴い、他者との関係を歪める可能性があります。心理療法では、この状態を理解し、再統合することが重要です。
強迫・依存・その他

ストーカーまがいの行動の心理|異常な執着・妄想・思考パターンと「安全の獲得」

ストーカーは、もともと人目を避けるような生き方で、自分に光を当ててくれる人に好意を抱き、無意識のうちに自分に関心がほしいと思います。彼らは、自分の感情をうまく認識できず、内省の乏しさから、相手が自分に好意を持っていると勝手な解釈をします。
精神分析理論

抑圧と解離の防衛機制の違いとは?|ストレス・トラウマ・精神分析から見た“心の守り方”

抑圧と解離は、ストレスやトラウマから自我を守るための防衛機制です。抑圧は不快な感情や欲望を意識から閉め出し、無意識に押し込む行為であり、長期的には心身に悪影響を及ぼすことがあります。一方、解離は感情や体験を一時的に切り離し、現実感を喪失するメカニズムです。これらの違いを理解し、適切に対処することで、心理的健康を保つことが可能です。
性暴力・虐待

虐待サバイバーの罪と苦難―「生ける屍」として生きる心の地獄

虐待や性暴力の被害者は、罪と苦難を象徴する十字架を背負い、生ける屍のような日々を過ごします。彼らは自責の念に囚われ、自己罰的な思考から抜け出せないまま、トラウマと共に歩んでいます。癒しと回復には、自己理解と自己許しが重要です。
心理学(理論)・精神分析

基本的信頼感|エリクソンの発達理論で読み解く人間不信と心の回復

基本的信頼感を得られず、不信感が強い人は、身近な親が安全基地として機能していません。自分を守ってくれるはずの親がまさに自分に危機や恐怖を曝す張本人になります。親から世話されず、脅かされるとこの世の中と自分自身に対する不信感が高まります。