トラウマ反応・身体症状

虚弱に生きるということ|休めない身体と、静かに働き続ける神経

朝起きたばかりなのに、すでに身体が重い。仕事へ出かける準備をするだけで疲れ、人と話す時間が続くと、首や肩が張り、胃のあたりが気持ち悪くなる。夕方には全身の力が抜け、帰宅してからしばらく動けなくなることがあります。子どもの頃から「体力がない」...
親子関係・毒親

サイクルブレーカーとは|親から受け継いだ痛みの連鎖を、自分の代で止める人

子どもが失敗したとき、思わず強い口調で叱ってしまい、あとになって自分の親と同じ言い方をしていたことに気づく。恋人の返事が遅いだけで不安になり、相手の行動を確かめたくなる。誰かに傷つけられたとき、かつて自分がされたように、黙り込んで相手を遠ざ...
複雑性PTSD

トラウマが集合的無意識に触れるとき|個人の痛みが「世界そのものの重さ」へ変わってしまう理由

親から拒絶されたこと、学校で孤立したこと、信頼していた相手に裏切られたこと。過去の出来事を思い返しているうちに、いつのまにか、自分自身の人生だけでなく、人間という存在そのものが苦しく感じられることがあります。ニュースで戦争や虐待の報道を目に...
親子関係・毒親

毒親育ちの人が将来を思い描けない理由|結婚・仕事・生き方への影響

毒親育ちの人は、将来自分がどのような生き方をしたいか、どんな仕事をしたいか、結婚して家庭を持ちたいかどうかといった「未来」に、うまく意識が向かないことがあります。周囲の人が結婚や転職、住宅の購入、子どもを持つことなど、人生の次の段階へ進んで...
セルフケア・対処法

傷ついた人ほど穏やかな暮らしを求める|心の傷が教えてくれる本当の幸せ

年を重ねると、ほんとうに自分を支えていたものが何だったのか、少しずつ見えてくることがあります。若い頃には、大きな達成や誰かからの賞賛、強い刺激のある毎日に価値を感じていたのに、さまざまな経験を重ねるうちに、もっと身近なところにある幸せを大切...
複雑性PTSD

愛着トラウマで優しさと怒りが切り替わる理由|愛着システムと防衛反応

誰かにそばにいてほしい、守ってほしい、わかってほしい。つらいときに声を聞きたくなり、不安なときには親しい人の存在を確かめたくなる。人の心には、他者とのつながりを通して安心を得ようとする働きがあります。それが愛着システムです。愛着システムは、...
親子関係・毒親

支配的な親に育てられた人の特徴|大人になっても続く心の傷と生きづらさ

本来、家庭は、外で傷ついた心と身体がいったん力を抜き、安心して戻ってこられる場所であるはずです。けれど、コントロールの強い親、過干渉な親、子どもの意思や境界線を尊重しない親がいる家庭では、家そのものが緊張を強いられる場所になっていきます。そ...
身体志向・ソマティック

解離や過覚醒を和らげる身体ワーク|グラウンディングとオリエンティングの方法

解離や警戒が強いとき、頭では「もう安全な場所にいる」「今は何も起きていない」と理解していても、身体の緊張がなかなか抜けないことがあります。部屋の中にいても周囲の物音が気になり、誰かが近づいてくる気配に身構える。少し強い口調を聞いただけで胸が...
親子関係・毒親

機能不全家庭で育った人の生存戦略|神経が覚えた適応のかたち

玄関のドアが開く音を聞いただけで、親の機嫌が分かった。いつもより足音が強ければ、今日は余計なことを話さない方がいい。食器を乱暴に置く音が聞こえたら、自分の部屋へ戻る。親が黙り込んでいるときには、何か悪いことをしたのではないかと考え、機嫌を直...
セルフチェック

機能不全家庭育ちの生きづらさチェックリスト|性格じゃなく「神経の警戒モード」が残っている

機能不全家庭で育った人は、大人になって家を離れても、誰かの機嫌を気にしたり、何も起きていないのに落ち着かなかったりすることがあります。仕事では必要以上に責任を背負い、人間関係では相手に合わせ続け、一人になっても身体の緊張が抜けません。こうし...