セルフチェック

機能不全家庭育ちの生きづらさチェックリスト|性格じゃなく「神経の警戒モード」が残っている

機能不全家庭育ちの生きづらさは、「気持ちの問題」というより、神経が危険に最適化されたまま、現在の生活に持ち越されている形で現れることが多いです。。だから、意志や努力だけで直そうとすると余計しんどくなる。頑張るほど、体が先に警戒し、呼吸・胃腸...
うつ・不安・パニック

何も起きてないのに不安が止まらない|未来予測がやめられない人の内側

つねに何かに追われソワソワしてる人は、外側の出来事よりも、内側の時間に追われている。仕事も家庭も円満で、健康で、借金もない。いわゆる「不幸な出来事」が多いわけではない。それなのに、幸福度だけが低い。落ち着かない。休んでいるはずの瞬間にすら、...
セルフケア・対処法

心が壊れそうなとき、環境を整えるという選択|回復は意志ではなく安全から始まる

心が壊れそうなとき、「自分が心地よい」と感じられる場所へ移動することは、単なる気分転換ではありません。それは神経系の再調整(regulation)です。トラウマは思考より先に、身体に残ります。身体が危険を読み続けている限り、どんな前向き思考...
対人関係の悩み

両親が不仲だった人ほど、恋愛で「誠実に疲れ切る」理由

両親の仲が悪い家庭で育った子どもは、心のどこかで誓います。「自分は絶対に、あんな家庭をつくらない」と。だから恋愛や結婚に対して、とても真面目になる。誠実であろうとする。相手を傷つけないように、空気を読み、我慢し、先回りして尽くす。けれど、そ...
人格傾向・パーソナリティ

自己愛が壊れる前に何が起きているのか|怒りの裏で止まる“神経系の調整装置”

ハインツ・コフートの自己心理学では、自己愛的な人の問題は「悪意」ではありません。それは自己の凝集性(まとまり)の脆さです。賞賛・共感・特別扱いは快楽ではない。それは自己をつなぎ止める支柱です。評価は酸素のようなもの。途切れると、内側に“空洞...
人格傾向・パーソナリティ

自己愛性パーソナリティ障害の末路|最後に残る内的空洞

自己愛性パーソナリティ障害の末路を、単なる因果応報や破滅物語として語ってしまうと、臨床で見えるものが消えます。外から見るとたしかに、孤立しているように見えることがある。落ちぶれたように見えることもある。周囲は「自業自得」と言いたくなるかもし...
トラウマ・CPTSD・解離

発達性トラウマ障害はなぜ「発達障害に似る」のか|注意散漫・多動・過敏の正体

発達性トラウマ障害を抱える人は、しばしば「発達障害に似ている」と言われます。注意が散りやすい。多動的に見える。刺激に過敏、あるいは極端に鈍い。しかし臨床的に見ると、その中核は神経発達の欠陥というよりも、安全な他者の不在の中で組織化された神経...
愛着・対人関係・人格の問題

安心できない人の心理と身体|落ち着くほど苦しくなる理由と回復の道

安心できない人は、安心という状態に入った瞬間、身体と心が「危険」として反応してしまう人です。外から見ると、ただ警戒心が強い。疑い深い。人を信じられない。そう見えるかもしれません。けれど臨床の現場で起きているのは、もっと根の深いことです。それ...
精神分析理論

無意識とは何か──フロイトから「関係」と「身体」へ

無意識という概念を最初に理論化したのは、ジークムント・フロイトである。彼にとって無意識とは、抑圧された欲望や葛藤の貯蔵庫だった。耐えがたい衝動や記憶は意識から排除され、夢や症状として回帰する。神経症は、その抑圧の産物である。だが、その後の臨...
複雑性PTSD

複雑性PTSDの凍結とは何か──社交性の裏で起きている「関係内フリーズ」

複雑性PTSDの人は、外から見ると社交的で、よく笑い、場の空気を読み、人と自然に関わっているように見えることがある。だがその明るさは、安全の証明ではない。それは多くの場合、幼少期から「関係の中で生き延びる」ために磨かれた高度な適応である。以...