うつ・不安・パニック

何も起きていないのに不安が止まらない|未来予測をやめられない心理と対処法

仕事も家庭も大きな問題はなく、健康状態も悪くない。経済的に困窮しているわけでもなく、周囲から見れば、それなりに恵まれた生活を送っている。それなのに、なぜか幸福を感じられず、心のどこかでいつも焦っている。ようやく仕事を終えて帰宅しても、明日の...
セルフケア・対処法

心が壊れそうなとき、環境を整えるという選択|回復は意志ではなく安全から始まる

心が壊れそうなとき、「自分が心地よい」と感じられる場所へ移動することは、単なる気分転換以上の意味を持ちます。誰かの顔色を気にしなくてよい場所。突然怒鳴られる心配がなく、静かに身体を休められる空間。自分の行動を監視されず、疲れたときには横にな...
対人関係の悩み

両親が不仲だった人の恋愛傾向|誠実なのに疲れ切ってしまう心理

両親の仲が悪い家庭で育った子どもは、心のどこかで誓うことがあります。「自分は絶対に、あんな家庭をつくらない」と。親が怒鳴り合う姿を見たり、どちらかが一方的に我慢している様子を感じ取ったりしてきた子どもにとって、家庭は安心して過ごせる場所であ...
人格傾向・パーソナリティ

自己愛が壊れる前に何が起きているのか|怒りの裏で止まる“神経系の調整装置”

仕事で高く評価されていた人が、たった一度の失敗をきっかけに激しく怒り出す。周囲から尊敬されていた人が、部下に意見された途端、その相手を徹底的に批判し始める。恋人から少し距離を置きたいと言われただけで、相手を責めたり、急に冷淡になったりする。...
人格傾向・パーソナリティ

自己愛性パーソナリティ障害の末路|最後に残る内的空洞

自己愛性パーソナリティ障害の「末路」を、単なる因果応報や破滅の物語として語ってしまうと、本当に起きていることが見えなくなります。たしかに、長年の人間関係の摩擦から家族や友人が離れ、孤立しているように見えることはあります。仕事上の立場を失った...
トラウマ・CPTSD・解離

発達性トラウマ障害はなぜ「発達障害に似る」のか|注意散漫・多動・過敏の正体

授業中、教科書を読もうとしても、廊下を歩く足音や隣の席の小さな物音が気になり、内容が頭に入ってこない。先生から注意されると、何を言われたのか分からなくなり、頭が真っ白になる。家に帰っても落ち着かず、親の機嫌を確かめながら過ごし、夜になってよ...
愛着・対人関係・人格の問題

安心できない人の心理と身体|落ち着くほど苦しくなる理由と回復の道

一日の仕事を終え、ようやく自分の時間になったのに、なぜか落ち着かない。何も予定がない休日には、ゆっくり休めるはずなのに、何かをしていないと不安になり、気づけば仕事や家事を探して動き続けている。誰かに優しくされても素直に安心できず、相手が何を...
精神分析理論

無意識とは何か|フロイトの精神分析から人間関係・トラウマ・身体の記憶まで

自分では望んでいないのに、同じような人間関係を繰り返してしまう。相手から責められていないのに、声の調子が少し変わっただけで身体が固まる。誰かに頼りたいと思っているのに、実際に優しくされると身構えてしまう。頭では分かっていても、感情や身体が別...
複雑性PTSD

複雑性PTSDの人は、なぜ明るく社交的に見えるのか|関係の中で起きる凍結反応

人と会っているときにはよく笑い、初対面の相手とも自然に会話ができる。誰かが話しにくそうにしていれば自分から声をかけ、場が気まずくなると冗談を言って空気を和ませる。そのような姿から、周囲には社交的で明るい人だと思われていても、本人は人と別れた...
心理技法・治療法

身体が止めに来るとき|トラウマ・解離・パニックが起こる心理と身体の仕組み

人は本来、十分に抱えられる環境の中で、自然に力を抜き、自分らしく存在できるようになっていきます。ここでいう「抱えられる」とは、甘やかされることではありません。ふらついたときには支えてくれる人がいて、感情が揺れたときには戻れる場所があり、泣い...