技法

当相談室では、カウンセリングやトラウマケア、心理療法、身体的アプローチを行っています。

トラウマを克服する方法

トラウマを克服するには、トラウマの痕跡が今もどのような形で身体に現れるかを見ていく必要があります。トラウマケアのワークでは、今までどんな怖い目に遭わされてきたかを話して、身体の声を聴いていきます。

筋肉が現実を作る

心的外傷の患者は、脅威に備えて、筋肉の鎧を纏っています。治療では、筋肉の鎧化を緩めて、身体内の巡っているエネルギーを促すようにします。人は、筋肉の状態により、神経の働きが変わって、同じことが起きても物事の受け取り方が変わります。

精神分析的療法

精神分析は、カウチ(寝椅子)に横になって自由連想していく技法です。フロイトは、無意識に到達する道であると主張しており、心の奥底に埋もれていた真実を意識上に思い起こしていきます。そして、頭(心)に思い浮かんだことを軽やかに話して、詩を織りなしていきます。

ポリヴェーガル理論

ポリヴェーガル理論は、人体の神経系がベースになっていて、人間を理解するための宝の地図です。この理論は、私たちの行動は、生物として「生命が安全か危険か」という、反射的で根源的におこる反応の積み重ねに依っており、自己調節・協働調整という神経系の働きの重要性を説いています。

カウンセリング

トラウマケアを行う際、カウンセリングは基本的な技法になります。相談者は、今まで本音や本当の感情を出しても、批判や拒絶されてきたかもしれません。カウンセリングでは、心の中で思ったことを自由にお話して、カウンセラーは無批判で感情に寄り添います。

イメージ療法・自由連想法

イメージ療法や自由連想法は、頭(心)の中に思い浮かんでくるイメージや空想、考えを使いながら、精神内界や身体内部に注意を向け、新しい体験をすることで、新しい心の在り方や行動のパターンに変化が出ます。

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