「こんなことで相談していいのだろうか」
「自分の悩みはカウンセリングの対象なのか分からない」
多くの方が、相談に踏み出す前にこのような迷いを抱えています。
こころのえ相談室では、診断名の有無や重さに関係なく、
その人が「生きづらさを感じていること」そのものを大切なサインとして受け止めています。
トラウマ・解離・HSP・発達特性・パーソナリティの問題・対人関係の悩み・原因のはっきりしない不調まで、
お一人おひとりの背景とペースに合わせて、
対話・身体へのアプローチ・イメージを用いた心理療法を組み合わせながら、
心と身体の両面から回復を支えていきます。
対面カウンセリングに加え、
電話・Zoomによるオンラインカウンセリングも行っています。
遠方の方、外出が難しい方も安心してご相談ください。
相談内容一覧(テーマ別)
トラウマ(PTSD・複雑性トラウマ)
事故・虐待・暴力・いじめ・災害など、圧倒的なストレス体験が心と身体に刻まれ、フラッシュバックや悪夢、過覚醒、感情の麻痺などとして続く状態です。
こころのえ相談室では、トラウマ反応を「壊れた心」ではなく、「生き延びるための防衛」として理解しながら、少しずつ安全感を取り戻していくお手伝いをします。
▶ 詳しくはこちら:
トラウマ – トラウマケア専門こころのえ相談室
解離・解離性障害・離人感・現実感喪失
「自分が自分でない感じ」「現実感が薄く夢の中にいるような感覚」「記憶が抜け落ちる」などの解離症状は、耐えがたいストレスから自分を守るための防衛反応です。
安全な対話と身体感覚の調整を通して、「今ここ」に戻ってこられる時間を増やしていきます。
▶ 解離の解説ページ:
解離 – トラウマケア専門こころのえ相談室
HSP・神経系の過敏性
音・光・人の気配・場の空気に敏感で、すぐに疲れてしまう、生きづらさを抱える方のご相談も多くお受けしています。
刺激に弱い自分を責めるのではなく、生まれ持った神経系の特性として理解し、負担を減らす工夫やセルフケアを一緒に考えていきます。
▶ HSP の詳しい解説:
HSPについて:繊細な感受性を強みにするためのガイド – トラウマケア専門こころのえ相談室
アダルトチルドレン(機能不全家庭で育った人の生きづらさ)
親の機嫌を常にうかがって育つ、家族の問題を背負わされてきた、いつも「いい子」を演じてしまう――。
こうした背景を持つアダルトチルドレンの方は、自分の気持ちより他人の期待を優先し、自己否定や罪悪感に悩みやすくなります。
▶ アダルトチルドレンの解説:
アダルトチルドレンの5つのタイプ:特徴、症状、原因 – トラウマケア専門こころのえ相談室
毒親との関係・親との葛藤
支配的・否定的・境界線のない親との関係により、「親を嫌ってはいけない」「でも苦しい」という二重拘束の中で生きてこられた方のご相談も多く扱っています。
罪悪感を減らしながら、心理的な距離の取り方・関わり方・離れ方を一緒に整理していきます。
▶ 毒親育ちの解説:
毒親に育てられた人々の苦悩:愛と憎しみの狭間で生きる葛藤 – トラウマケア専門こころのえ相談室
うつ病・気分の落ち込み・無気力
「何もしたくない」「楽しかったことが楽しめない」「とにかく疲れている」――。
うつ状態の背景には、長年の無理・過剰な責任感・トラウマ・愛着の問題などが隠れていることも少なくありません。
薬だけでは届きにくい心の文脈を整理しながら、ご自身のペースで回復への道筋を一緒に探っていきます。
▶ うつ病の解説:
何も楽しくない、めんどくさい毎日:うつ病がもたらす孤独とその深刻な影響 – トラウマケア専門こころのえ相談室
適応障害・仕事や学校でのストレス
職場・学校・家庭など特定の環境に強く影響され、体調不良や不安、抑うつが続く状態です。
「頑張りが足りない」のではなく、環境と神経系の相性の問題であることも多いため、状況整理・環境調整・セルフケアを組み合わせてサポートします。
▶ 適応障害の解説:
適応障害になりやすい人の特徴と原因をチェック:ストレス耐性や感受性 – トラウマケア専門こころのえ相談室
パニック障害・不安発作
突然の動悸・息苦しさ・「このまま死んでしまうのでは」という恐怖に襲われるパニック発作は、トラウマやストレスで緊張し続けた身体からのサインでもあります。
呼吸・身体感覚のワークと心理的理解をバランスよく用いながら、少しずつ「発作に支配されない感覚」を取り戻していきます。
▶ パニックに関する解説記事:
パニック障害の症状チェックリスト:原因と不安発作の克服法 – トラウマケア専門こころのえ相談室
強迫性障害・確認行為・不安を打ち消す行動
「手を洗わずにいられない」「確認しないと気が済まない」「考えたくないイメージが頭から離れない」――。
強迫症状は、不安を必死に抑え込もうとする心の働きとして理解できます。
不安・罪悪感・トラウマとの関係を整理しながら、少しずつ行動の自由度を増やす方向で関わります。
▶ 強迫性障害に関する解説記事:
強迫性障害を気にしないためのコツ|日常生活で実践できる対策 – トラウマケア専門こころのえ相談室
睡眠障害・眠れない/寝ても疲れが取れない
夜になると不安や考え事が止まらない、悪夢で何度も目が覚める、朝起きてもぐったりしている――。
睡眠の問題には、神経系の過覚醒・トラウマ反応・生活リズム・環境要因などが複雑に絡みます。
こころのえ相談室では、神経生理学的な視点も踏まえながら、眠りを取り戻すサポートを行っています。
▶ 睡眠障害に関する解説記事:
睡眠障害の症状と原因:心身に及ぼすトラウマの影響 – トラウマケア専門こころのえ相談室
発達障害(ASD・ADHD など)と生きづらさ
発達特性そのものよりも、周囲とのミスマッチや誤解、長年の否定的な経験が心の傷となっていることが多くあります。
発達障害そのものの理解だけでなく、**トラウマ・自己否定・二次障害(うつ・不安など)**にも目を向けながら支えていきます。
▶ 発達障害の解説ページ:
発達障害の子供と大人の特徴:セルフチェックガイド – トラウマケア専門こころのえ相談室
愛着障害・見捨てられ不安
親との関係の中で、「愛されたいのに怖い」「頼りたいのに信用できない」といった矛盾した感情を抱えながら育つと、大人になっても人との距離感に悩みやすくなります。
カウンセリングを通じて、安全な人間関係を経験し直すことそのものが、愛着の回復プロセスとなります。
▶ 愛着の解説ページ:
愛着障害の4つのタイプとは?大人と子どもの特徴 – トラウマケア専門こころのえ相談室
自己愛性パーソナリティ障害・自己否定型ナルシシズム
「人を支配してしまう自己愛」「自分を激しく責め続ける自己否定型の自己愛」など、自己像と対人関係のゆがみから強い苦しみを抱える方のご相談も受けています。
攻撃性や理想化・脱価値化の背後にある傷ついた自己に丁寧に目を向けながら、その人らしい生き方を探っていきます。
▶ 自己愛に関する記事:
自己愛性パーソナリティ障害の特徴:男性女性の行動パターン – トラウマケア専門こころのえ相談室
境界性パーソナリティ障害
感情の波が激しい、相手を理想化と激しい怒りの間で揺さぶってしまう、自傷行為や希死念慮に悩むなど、関係性の中でとても苦しい思いをされている方が少なくありません。
境界性の方の過敏さ・寂しさ・見捨てられ不安を丁寧に理解しつつ、「壊れた人」ではなくトラウマと防衛の文脈で一緒に考えていきます。
▶ 境界性に関する記事:
境界性パーソナリティ障害の女性の特徴:恋愛傾向と見捨てられ不安 – トラウマケア専門こころのえ相談室
回避性パーソナリティ障害・人と関わるのが怖い
人と親しくなるほど、批判や拒絶が怖くなり、距離を取ってしまう。
「嫌われるくらいなら、最初から近づかない方がいい」と感じてしまう方のために、安心できる対話の場を少しずつ積み重ねていきます。
▶ 回避性の解説:
回避性パーソナリティ障害のチェックリストと向いている仕事、原因 – トラウマケア専門こころのえ相談室
スキゾイドパーソナリティ・「人と距離を置きたい」気質
一人でいる方が楽、人と深く関わるほど疲れてしまう、感情がよくわからない――。
外側からは冷たく見えても、内側には豊かな想像力や繊細さを抱えていることが多くあります。
「距離を保ちながら関わる」という、その人なりのやり方を尊重しながら支えていきます。
▶ スキゾイドの解説記事:
スキゾイドパーソナリティ障害のチェック、顔つきなど12項目 – トラウマケア専門こころのえ相談室
引きこもり・不登校・社会に出ることへの恐怖
外に出ること、人に会うことそのものが大きなストレスになり、家や部屋から出られなくなることがあります。
こころのえ相談室では、「外に出られない自分」を責めるのではなく、そこに至るまでの背景・トラウマ・神経系の状態を一緒に理解することから始めます。
▶ 引きこもり・不登校に関する記事:
引きこもり・不登校の原因と対策:心理的ストレスの理解 – トラウマケア専門こころのえ相談室
アスペルガー症候群の女性・発達特性を持つ女性の生きづらさ
空気が読めないと言われる、対人関係のルールがわかりづらい、でも相手を傷つけてしまうのは本意ではない――。
女性ならではの「分かりにくい発達特性」が周囲に理解されず、自己否定につながっているケースも多くあります。
▶ アスペルガー症候群の関連ページ:
アスペルガー症候群の女性の特徴・診断チェック – トラウマケア専門こころのえ相談室
カサンドラ症候群
パートナーや家族に発達特性があり、話が通じない・共感されない状態が長く続くと、自分の感覚の方が間違っているのではないかと感じて疲弊してしまいます。
怒り・虚しさ・罪悪感など複雑な思いを整理しながら、「自分を守る境界」を一緒に整えていきます。
▶ カサンドラ症候群に関する記事:
カサンドラ症候群の特徴を分かりやすく説明する – トラウマケア専門こころのえ相談室
性被害・性的トラウマ
過去の性被害・性的虐待・望まない性的体験は、長い年月を経ても心と身体に影響を残します。
安全なペースで語る/語らないを選べる枠組みの中で、恥・罪悪感・嫌悪感・フラッシュバックなどに寄り添い、回復のプロセスを共に歩みます。
▶ 性被害・性的トラウマに関する記事:
性被害の内容とトラウマ症状:相談・カウンセリング – トラウマケア専門こころのえ相談室
人間関係リセット症候群
突然連絡を絶つ・SNSを消す・職場や友人関係から一気に離れてしまうなど、「ゼロから関係をやり直したくなる」衝動に悩む方のご相談も増えています。
その背後には、傷つき体験や過去のトラウマ、防衛としての切断が隠れていることが多くあります。
▶ 人間関係リセット症候群に関する記事:
人間関係リセット症候群のデメリット—発達障害、うつ病がもたらす孤立と克服法 – トラウマケア専門こころのえ相談室
ピーターパン症候群・大人になれない感覚
「責任ある大人」になることに強い抵抗があり、現実から逃げてしまう/依存的な関係から抜け出せない――。
その背景には、親子関係のトラウマ・愛着の問題・自己評価の低さが隠れていることがあります。
▶ ピーターパン症候群に関する記事:
ピーターパン症候群の女性の特徴をチェック:依存心や現実逃避の原因とは? – トラウマケア専門こころのえ相談室
いい子症候群・過剰適応・自己犠牲
いつも「頑張り屋で良い人」を演じてしまい、限界を超えてから倒れてしまう。
無意識のうちに他者優先になってしまうパターンを見つめ直し、自分を大切にする感覚を取り戻すお手伝いをします。
▶ いい子症候群に関する記事:
いい子症候群の大人の特徴と原因とは?セルフチェックで心の負担を軽減 – トラウマケア専門こころのえ相談室
泣きたくないのに泣いてしまう・感情のコントロールが難しい
注意されると涙が止まらない、人前で涙をこらえられない、感情が揺れやすい――。
これは単なる「メンタルの弱さ」ではなく、過去の体験や神経系の感受性の高さが関係していることがあります。
▶ 泣きたくないの泣いてしまう関連記事:
泣きたくないのに泣いてしまう病気とストレス:涙の背後にある心理的要因 – トラウマケア専門こころのえ相談室
拒食症・摂食障害
食べられない/食べることを極端にコントロールしてしまう背景には、自己像・支配と服従・家族との関係・トラウマなど、さまざまな要因が絡み合っています。
体重や食事だけを見るのではなく、その行動が心の中で果たしている役割に目を向けながら、回復を支えていきます。
▶ 拒食症に関する記事:
拒食症はどこから病的?何キロで入院が必要か知っておきたいポイント – トラウマケア専門こころのえ相談室
その他のご相談
上記以外にも、
- 対人恐怖・社会不安
- 自己否定・罪悪感・希死念慮
- 家族関係・恋愛・夫婦関係の悩み
- スピリチュアルな体験・解離と見分けがつきにくい現象
- 「消えたい」「生きていても意味がない」と感じてしまう絶望感
など、言葉にしにくいお悩みも含めて幅広くお受けしています。